千葉市    いよいよ夏本番 関東甲信梅雨明け 

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いよいよ夏本番 関東甲信梅雨明け 平年より22日早く

気象庁は29日、関東甲信が梅雨明けしたとみられると発表した。関東甲信で6月に梅雨明けするのは統計を開始した1951年以降初めて。千葉県内各地でも軒並み30度を超え、本格的な夏モードに突入した。

気象庁によると、梅雨明けは昨年より7日早く、平年より22日早かった。関東甲信は太平洋高気圧に覆われやすくなっており、今後1週間も晴れる日が多くなる見通し。

梅雨明けを迎え、県内でも午前中から気温がぐんぐん上昇。気象庁の県内観測15地点のうち、横芝光町(32・6度)や香取市(32・2度)など10地点で30度を超える真夏日になった。県内の海辺などでは夏空の下、子どもたちが汗を拭いながら遊ぶ姿が見られた。

孫らと千葉市のいなげの浜に訪れた同市花見川区の70代男性は「こんなに早く梅雨明けするとは。夏の海は気持ちがいい」と話した。

気象庁は関東甲信について、今月6日ごろに梅雨入りしたとみられると発表していた。